お酒のそれぞれ
宗教とお酒
今回のテーマは、「宗教とお酒」です。世界には、2010年時点で、およそ69億の人口が存在するとされています。たくさんの考え方や立場の違いにより、たくさんの宗教が作りあげられてきました。それでは、簡単に見ていきましょう。世界宗教と呼ばれるものには、(順不同)キリスト教、イスラム教、仏教だと言われています。そのほか、地域や民族でのみ信仰されるものを民族宗教と呼んでいます。
ユダヤ教や神道やヒンドゥー教、キリスト教には、カトリックやプロテスタントや正教などです。イスラム教で言えば、スンナ派やシーア派などがあります。日本における既存宗教では、日蓮宗、浄土真宗、曹洞宗、神道などがあります。次に、新興宗教です。
こちらに関しては、明治時代以降に設立された宗教団体という括りです。統一教会、創価学会、天理教、PL教団、エホバの証人などが挙げられます。続いて、お酒との関係についてですが、イスラム教では、イスラム教創始期に、飲酒におぼれ信者としての義務をおろそかにする人々が多数出てきた為に、聖典の中で、「酒はこころを乱す飲み物で悪魔の業であり、これを避けなければならない」とのことで禁止されています。
ヒンドゥー教では、インドの街中では、人目につかないところに酒屋があり、人々は悪いことをするかのように、お忍びで酒を買い求めると言われています。旅行客に関しては、ホテルのバーなどで飲むことは出来ます。州により法律で定められている所もありますが、場所によりドライデー(禁酒日)が決められており、その日だけは、一切販売されていないとか。仏教に関しては、信者が守らないといけない規則の中に不飲酒があり、酒を飲むことが禁じられています。
理想とするところは、さまざまな苦脳に満ちたこの世にあって、乱されることのないこころの幸せをえること。よって飲酒は、正しい行いや精進の妨げとみなされ排除さているのです。ところで、宗教という言葉は、Religionが元となり、宗教一般を指す語として採用され、明治初期に広まったとされています。