抗生物質とは

フレミング

アレクサンダー・フレミング(1881から1955年)は、スコットランドのエアシャー地方、ロッホフィールドの農場で生まれました。彼は、工芸学校で二年間をすごし、商船会社に4年間勤めたあとに、ロンドンにある医療学校に入学。卒業後、第1次世界大戦で同病院が破壊されるまでは、そこに所属していました。


第一次世界大戦の間、彼は、多くの同僚と共に戦場病院に参加しました。28年にロンドン大学教授となり、そこで、ペニシリンを発見したとされています。そして、45年ノーベル医学生理学賞を受けています。そして、ロンドンの自宅で心臓発作の為、55年に生涯を閉じたとされています。その後、ペニシリンが、実際に医療の現場で使用され始めたのが、第2次世界大戦中のこととなります。


そもそも、このペニシリンが、なぜフレミングの手によって発見されたかと言えば、彼はとくに消毒法に関心を抱くところにあったとされています。戦後も、彼は黙々と無害な抗菌剤の研究に没頭していました。その後も、いくつかの物質を発見したけれども、殺菌作用は強くは無かったようです。後に、カビの出す代謝産物が細菌の生育を阻止してることに気が付いたのです。これが、青カビ(ペニシリウム)の原点であります。


これにより、カビの出す有効物質をペニシリンと命名したのである。このペニシリンは、からだの体内に入れても毒性を持たず、その他の有害菌の成長を抑制する働きがあることを突き止めたです。これが、ペニシリンの生みの親であるフレミングが、ペニシリンに行き着くまでのいきさつです。


このように、享年74年の生涯を研究のために費やした彼ですが、ある説では、このペニシリンは、たまたまが重なったことで彼の気付きにより発見されたとされています。偉大な発見は、意外なところにそれが埋まっているのです。変な話ですが、いい人ほどすぐにあの世に逝ってしまう。これは、いつの時代も世の常です。